一陽来復 ~ 冬至占
- 2015/12/22(Tue) -
早いもので本日は冬至ですね。 冬至は 『一陽来復』 ともいいます。易経では『地雷復』。
陰ばかりの中に陽がひとつだけ戻ってきたカタチ。 陰が窮まり陽になる・・・ということを
冬至にあてはめたのですね。 今までどんどん日が短くなっていましたのに、冬至を境に今度は
少しずつ日照時間が長くなって行き、再び太陽光が戻って来る日という事で、これからは
陽気を取り戻して行きます。

そんな冬至の日は、新しく来る一年の運勢を筮を立てて占う日。
得た卦は「心構え」「教訓」として受けとめますのでたとえどのような卦を得ても恐れる必要はないのです。

さて・・・ そんな私の冬至占は、火天大有の五爻でした☆

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厥孚交如。威如。吉。

キーワードは「真心」「誠意」「中庸」

この卦につきましては、心より敬愛します、加藤大岳先生が易学研究昭和41年1月号の、
「天・果たして何を祐くるや」 というコラムで

『~ 私は其のような「神」に対して願を掛けても、それが許容されるとは信じないくせに、
凡庸な愚かさのために違いないが、我が身の上は兎も角として、妻子や、親しい門下や、
一つの道を奉ずる同学、そして嘗ては親しく愛とおしみあいながら、今は消息も絶えている
旧知の人たちの為に、この年が天祐の恵みのあることを、年の首めに当たって 祈念せずには
いられない。 ~』

と、お話しています。

我が身のことは兎も角・・・ 大切な誰かの為に・・・ 自分を計算に入れず・・・ これらは全て、
「妄己利他」(己を忘れ他を利するものは慈悲の極みなり)の精神になりますよね。
このように考えられることってなかなか難しいですが、我先にではなく、自分のことは兎も角、
誰かの幸せを祈りたくなる気持ちって、とても素敵に思います。
自分が生きていることが誰かの喜びに繋がるような、そしてまた、そのことによって、
自分も喜びを感じられるような、そんな生き方ができたならそんな幸せなことはない ・・・ 
なんて思います。

得た卦をこれからの一年、心構えとしてしっかり胸に刻んでおこうと思います。

来年の冬至には一年を振り返り、ひとり反省会をと思ってます。

皆様も冬至占、この機会にトライしてみては如何でしょうか?

コインでも簡単に立卦できます。 占い方をご参考くださいませ。

得た卦はこちらでもチェックできます。(只今加筆訂正中)

また、冬至の頃には「湯治」とかけてゆず湯に入る風習があります。
ゆず湯にはお肌の保湿や風邪の予防など、この季節には嬉しい効用があるのですよね。
語呂合わせで「 融通(ゆうずう)が利くように」という願いもあるそう。

その他冬至の頃に「ん」のふたつつく食品を食べると縁起が良い(ん=運がつく)、風邪を引かない
などという面白い言い伝えもあるようです。

冬至にはかぼちゃが定番ですが、かぼちゃ=なんきん といって、「ん」がふたつつきますし、その他、
きんかん、れんこん、かんてん、うんどん(温飩=うどん)、にんじん、ぎんなんが、冬至七種と
いわれています。 滋養があり、身体を温める、今の季節には美味しいものばかりですね✩
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