巣立ちの時
- 2014/01/22(Wed) -
息子もとうとう、巣立ちの日がやってきました。

ベルギーから帰国後、親知らずを上下四本抜いたり、運転免許証を取得したり、
色々経て本日、幼い頃から思い描いていた夢を叶える一歩を踏み出しました。

彼が決めた彼の道。たとえ親でも止めたり反対する権利はありません。

生まれた時から「この子は私のもとから早くに巣立っていく」ということは何となくわかって
いましたが、いつの間にか立派に育ち、今日もいつものように変わらず明るい笑顔&大声で 
「行ってきます!」と、息子は家を後にしました。

私も精一杯の明るい笑顔で「行ってらっしゃい!気を付けて、頑張ってね!何か困った事が
あったらいつでも連絡してね!」と、息子の巣立ちを見送りました・・・・が。

情けない事に家に戻り涙が止まらず、そんな自分に驚きを覚え、ああ、私も母親なんだなぁ、
なんてあらためて実感したりしています。

このところ息子の引っ越し準備等で忙しなく気が張っていましたのかほっと気が抜けて、
涙が溢れてきまして。

やっと、涙も止まり、先程から20年前の、息子の育児日記を読み返していました。
こんな事もあったなぁ、と、微笑ましく思いながら、必死に育児をしていた自分がどれ程
幸せだったか、ということを改めて知りました。当時はとても大変で、早く大きくなって
欲しい、と、願ったものですが、いざ、巣立ちの時が来ると、人間って我儘なもので、
幼い頃を懐かしむものなのですね。

毎日欠かさず細かく書き記されたこの育児日記は私にとって宝物となりました。

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息子が生まれた日も雑ではありますが絵入りで日記が書かれていました。懐かしいです。

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今年、息子も20歳。大きくなりました。

これからは自分一人で生きていくことになるなんて、めでたく有難い事ですよね。

子供たちが幼い頃からずっと長い事、続けていました交換日記も息子が抜けてしまいます。
これからは、娘と二人の交換日記となりますが、最初は子供たちの字の練習、と思って
はじめましたこの、交換日記も続けて良かった、と、あらためて思っています。

娘に許可を貰って、日記の文章を掲載させていただきますね。

「お兄ちゃんがいなくなるのは正直寂しいです。小さい頃からずっと一緒にいて、私の支え
だったし、私の事もよくわかってくれてるし。そばにいるのが当たり前だったから、
いなくなるなんて未だに実感がないです。お兄ちゃんに対して様々な気持ちがあるけど、
一番の思いはやっぱり感謝の気持ち。私の事を理解して、助けてくれたことも数えきれない
くらいあって。だけどお兄ちゃんは決して見返りを求めないで笑っていてくれました。
そういう性格が本当に素敵だと思うし、見習うべき所と思います。ベルギーの学校へ転校
した時も、とても不安だったけど、お兄ちゃんがいてくれてどれだけ安心だったか。
こんな感じで私はずっと、お兄ちゃんに頼って来たよね。お兄ちゃんは優しいから、ずっと
安心していたのかもしれない。お兄ちゃんは私にないものをたくさん持っているし、
私が傷ついた時、本気でそれに対して怒ってくれたり、困った時に助けてくれたり、
そんな気遣いがサラリとできるお兄ちゃんを見習いたいです。普段なかなか言えなかったけど、
本当に感謝しています。ありがとう。これからいろいろ大変でしょうけど、頑張ってね。
頼りない妹だけど応援してるよ。寂しくなるけどお兄ちゃんの夢が叶うのは私にとっても
自分の事のように嬉しいから!私もお兄ちゃんみたいにもっと強くなる!これからもよろしくね。
なんだか照れくさいね。お兄ちゃんのこと、大好きです。誇りに思います。」

娘からの息子への交換日記最後のメッセージに貰い泣きしてしまいました。

また、娘が小学校を卒業してからお願いしようと思っておりましたが、ベルギー引っ越しが
決まり、しそびれていましたことがありました。帰国後暫くしてやっと、子供たちが6年間
背負っていた思い出のランドセルをミニチュアに直して頂いたのですが、奇しくも巣立ちの日
前日@昨日出来上がりましたのご報告が。

二人の思い出のランドセルがこんなに小さくなりました。ケースに入れて飾り棚に飾ろうと思います。

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祐子さんが、巣立って行く息子をいつでも眺めていられるように、と、描いてくださった
息子の似顔絵も、常に見えるところに飾ります☆

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