メッヘレンへ行ってきました☆
- 2013/04/10(Wed) -
ここのところ師匠のお供であちこち出かけており、御蔭様でとても素晴らしい、得難い
経験を積ませていただいています。今月も有難い事に東奔西走の月となりそうです。

先週末は、師匠のお供でメッヘレンへ出かけて参りました。

カリヨンの音色が美しく響くマルガレータの町メッヘレンは、ブリュッセルとアントワープの
丁度中間辺りにある小さな町ではありますが、町としての歴史は8世紀まで遡り、何と言って
もメッヘレンの歴史上華麗な時代はネーデルランド(現在のオランダ&ベルギー両国)の首都
として君臨していた時代です。
マキシミリアン皇帝の娘マルガレータが幼い神聖ローマ帝国皇帝カール5世に代わり政治を
司った1506年からの25年間、町は大変栄えたそうなのです。
マルクト広場には平和な治世をしのばせるマルガレータの像も誇らしくありました。

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マルクト広場のそばにはマルガレータの宮殿もありました。宮殿といいますと華麗な姿を
イメージしますが、意外と質素で、それでも本館は後期ゴシック建築で、門番詰所は北
ヨーロッパとしては早期ルネサンス様式が見られます。

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彼女の甥で、幼くして両親を亡くしたカール5世がこの宮殿に預けられ、マルガレータの教育を
受けたことでも有名です。この建物は1796年から現在までずっと、裁判所として使われて
いるそうです。 マルガレータは不幸にして二度の結婚で二度も夫に先立たれてしまいますが
ネーデルランドを領有する父に任され、統治者として優れた才能を発揮したのだそうです。
素晴らしい女性だったのでしょうね。 メッヘレンはこの、マルガレータのおかげで
ネーデルランドの政治の中心として平和な時代を過ごし、織物業を中心として商業が繁栄、
大いなる富を蓄えることができたそうです。カール五世が後に神聖ローマ皇帝として認められ、
「陽の沈まぬ」大帝国を築く事ができたのも、マルガレータの帝王教育あってこそ、と、想像
できます。

マルクト広場には、丸でおとぎの館のような市庁舎があります。

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アングルを変えるとこのような感じに。

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メッヘレンといえば聖ロンバウツ大聖堂の存在感にも圧倒されます。町に入ると先ず目に
飛び込んでくるのが高さ100m近くあります聖ロンバウツ大聖堂の塔です。

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本当は160mの予定だったそうですが、16世紀に資金難で挫折したそうです。
大聖堂は300年かけて建てられ、大司教が住む当時のメッヘレンにあって教会は最も
重要で、ベルギーでも代表的な建築物のひとつとされ、フランスの建築家、ヴォーバンは
世界八大驚異に数えているとのこと。

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大聖堂の塔には面白いお話があります。それは『月に水をかける人々』です。
1687年1月27日のことでした。月が霧に包まれた聖ロンバウツの塔を輝かしく照らす
夜のこと。遅い帰途に着くひとりの酔っ払いが、月の光が差し込む塔を見上げて「火事だ!」
と、大声で叫び、警報器を鳴らしました。眠っていた市民は吃驚して目を覚まし、街中
大騒ぎとなって消火活動を開始しました。塔の階段に首尾よく並んだ人の手から手へとバケツ
が回されましたが、丁度月が塔の先に届く高さになるころ、自分たちの馬鹿げた行動に我を
取り戻した市民たちは、月に狂わされていた事に気づいたそうです。以来、メッヘレンの人々
は、「月に水をかける人々」と、呼ばれるようになったそうです。

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そんな大聖堂のカリヨンの音色にうっとりしながら、大聖堂内へ入りましたら、今度はいきなり
美しいパイプオルガンの音色が★ ラッキーでした。 パイプオルガンの演奏を撮りたく、動画に
おさめましたが上手くyoutubeにUPできないようですので、後程またトライしてみます。

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内装工事中で斜めからしか撮れませんでしたが、ヴァン・ダイグの『十字架のキリスト』

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メッヘレンは古い町ですので、ブルージュ同様、建物等の風景も絵になる「ザ・ベルギー」
という印象でした。

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ブリュッセルから近いのでまた是非訪れてみたいです☆

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こちら↓は「ブリュッセル門」。何故ブリュッセル門という名前かといいますと、その門が
どの町の方を向いているか、門から続く道がどの町へ繋がっているかで名前が付けられる
ようです。ブリュッセルに向いているのですね。(^^)

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