アルデンヌの古城巡り その4 ラヴォー・サンタンヌ城 (Chateau de Lavaux-Ste.-Anne)
- 2012/09/20(Thu) -
前回の続きです☆

前回は、『ひとくちにお城といいましても、それぞれ個性的な趣きを凝らした作りとなって
いますが、アルデンヌの古城の中で中世のお城のイメージがとても強いのは、前回のお城、
コロワ・ル・シャトー城と、このヴェーヴ城、そして次回紹介したいお城の3つかと思います。』
と、お話させていただきました。 今回はその、3つ目のお城、ラヴォー・サンタンヌ城を
紹介致します。

ラヴォー・サンタンヌ城はベルギーでも最南端に近く、ルクセンブルクやフランス国境にも近い
ところに建っています。 広い牧場の中に、特徴的な4つの円筒状の塔を持つ古城で、1つの主塔と
巨大な3つの隅塔を持った中世の城郭の風格を色濃く残すお城です。ラヴォーとは、谷間を意味
する古いフランス語。こちらのお城も人里離れてひっそりと建っていました。

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周囲は牧場となっていますが、全て城主の領地で驚くほど広大です。

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お城の中へ引き寄せられるよう向かいましたが、他に見学者はいませんでした。

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このお城も壮絶な戦乱の歴史を経ているように感じましたが、このお城の始まりは
1244年に遡り、一介の騎士が建てた簡略な塔が最初だったとのこと。建てた目的は
すぐ近くを通るローマ街道を監視する為でした。後に1450年頃、ベルロ家が中世の城塞
(石造りの円筒状の塔とそれらを結ぶ中堤)を築き、1463年からの戦乱期に攻略の要となります。
その後ルネッサンス期にルーブロワ家により、華やかな宮殿に変わったそう。
1933年に、荒れるにまかせていたお城をルモニエ夫人が大改修工事にとりこみ、
現在は県で最も美しい古城と評される程になったとのことです。
中も貴重な調度品の数々が置かれ、壮絶な戦乱はあまり想像できない美しさがありますが、
個人的に、一人の騎士が最初に建てたという簡略な塔ばかりを想像してしまいました。

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美しさの裏には矢張り、壮絶な歴史の名残りを描く騎士の姿が。

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武器を見ると耳鳴りがしてきました。(夫曰く、『更年期障害?』と。そういうお年頃
ですから否定はできませんけど。。。)

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この先はどうも足取りが重くなり、しかも撮影しても上手に撮れませんでしたので、
あまり歓迎されていないと思い、引き返しました。

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キッチン&作業場の様子。

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作業する人々の風景や作業の音、声が聞こえてきそうです。

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古城巡りの旅はまだまだ続きますが、続きはまた後程☆

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