アルデンヌの古城巡り その2 コロワ・ル・シャトー城 (Chateau de Corroy-le-Chateau)
- 2012/09/18(Tue) -
前回の続きです☆

先月、大親友に会いにフランスアルデンヌの森へ24年ぶりに出かけました事を機に、
今月はベルギー南東部のアルデンヌの森に点在する、数々の歴史に彩られた古城を巡る旅に
出かけています。 アルデンヌはフランスだけではなく、ベルギー、ルクセンブルク、
フランスにまたがる地域ということを、こちらに来てはじめて知りました。
また、ベルギーは小さな国ではありますが、古城が多い事でも知られ、その数実に
3000余。 中でもアルデンヌの森には美しい古城が集まっています。
そんな古城巡りはお姫様気分では見学できず、お城は守ったり攻めたりするために建ったもの
ですから、色々な辛い念がこもっていそうで、お守り持参での見学となっています。
ヨーロッパのお城が立派なのは、それだけ侵略に対する恐怖心も強かったのだろうと思いながら
その恐怖心にエンパスする事が度々ありました。(と、これ以上書くと不思議体験談となり
ますのでこの辺で)当然ですが、敵の侵攻を防ぐ為、お城は便利な場所には建っていません
ので、人里離れた古城をひとつひとつ、車で巡っています。

今回紹介致しますお城は『コロワ・ル・シャトー城 (Chateau de Corroy-le-Chateau)』。
中世そのままの風情漂うアルデンヌの森の中にある古城です。

人がいなく、入口は閉まったままでしたので、中へは入れないのかしら、と、思っていましたら、
美しい女性が、丁度ルナを白くしたような可愛らしい犬と一緒に、入口の門を開けて
くださいました。

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白いワンちゃんに案内され、進んで行きますと、お城が見えてきました。

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このお城を見た瞬間、何故かとても、深いシンパシーを感じました。

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長い事お城を眺めていますと、犬と一緒の美しい女性が 
「お城を見学にいらっしゃったのですか?」 と、訊ねますので
「はい、中へは入れますか?」と、訊ね返しますと、
「私が案内します、さあ、どうぞ。」 と、中を案内して下さいました。
(フランス語しか話せない女性でしたので、ある程度フランス語がわかるようになってから
見学に行けましたことは、タイミング的にも良かったです。こちらに越して来て
早々でしたら、全く彼女が話す意味がわからなかったでしょうし、準備が整わなければ
次のステップへは導かれない、ということかもしれない、と、自分なりに解釈しました)

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私が中へ入ると、すぐに女性は大きく重い門を確り閉めました。

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「他にも見学に見える方はいないのでしょうか?」と、訊ねますと

「そんな事は心配しないで。」と、笑って女性は言いました。

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ちゃんと閉まったか如何か確認するワンちゃん。 ここは敵軍が易々と入って
来られないよう、厳重に閉められるよう工夫してあり(嘗ては昇降式だったとか)、
入口内両脇には敵の侵入を見張る小窓などがありました。

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コロワ・ル・シャトー城は、ヴィアンデン伯が1270年に築いたお城で、13世紀の城館
建築の特徴を良く保存してありました。 内部には多くの美術工芸品が展示され、
その素晴らしさと、お城を守る為の設備に圧倒されました。

お城などの外側の建物は撮影OKでしたが、お城内の撮影は禁止されていました。
そんな中、一番印象的でしたのは、お城の中の美しい礼拝堂でした。
血生臭い武器や戦いとは裏腹な、美しく神聖な空間が素敵で、そんな礼拝堂に隠された
秘密に鳥肌が立ってしまいましたが、このお話も不思議体験と関わりが深いので、後程
ゆっくりHP@不思議体験の部屋にてお話致します。

お城の中の様子。このお城には未だ貴族の末裔が住みつづけています。
案内下さった女性も、そのひとりなのかもしれません。

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お城内を随分詳しく説明して下さったのですが、数々のアクシデントがあり、
(開く筈のドアが開かなかったり、電灯が突然切れたり、物が落ちたり等)案内役の
女性は「古いお城ですから」と、仰っておりましたが、何となく、歓迎される念と、
疎む念の両方を感じました。

こちらはお城の全体像。

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こちらは13世紀頃のお城の風景画です。

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ワンちゃん、最後まで案内、ありがとう☆

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古城巡りの旅はまだまだ続きますが、続きはまた、後程☆
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