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君子呆然。
- 2008/11/10(Mon) -
信じられないことが起きました。

振り返りますと私の人生、信じられない出来事ばかりでしたが、今回の出来事も、私の人生において
不思議としか言いようがなく、あまりにも突然すぎ、未だ自身に起きていることに信じられず、ただ、
その事実に呆然とし、夢でも見ているのではないかと思っているのです・・・。


先日の血液検査の結果はお陰さまで随分貧血状態が改善され、息切れや眩暈もなくなりました
ので、待ちに待ったお酒も解禁となり、お祝いに先ずはジャックダニエルをストレートで流し込もうと
ウキウキワクワク、鼻歌でショットグラスに注ぎ、口に入れたのですが・・・ 

なんと! 私は咄嗟に口に含んだバーボンを吐いてしまったのです!


・・・ え?!   何だろう・・・ 一体、どうしてしまったのだろう 。。。。 ???


・・・ 自分のまさかの行動が信じられず、驚きながらも、2週間ぶりのお酒だからきっと、ストレートを
一気に流し込むのはきつかったかな・・・と、今度はゆっくり慎重に少量のバーボンを口に運び舌に
置いてみましたところ・・・

その瞬間、全身に何か悪寒のようにザワッとする、何とも気持ちの悪い感じがして、舌に感じる
ジャックが何か、得たいの知れない恐ろしく不味い液体のように感じ、信じられないままふたたび
口の中のジャックを反射的に吐き出してしまいました。


・・・ う・・・ うそ・・・・。  私、バーボンが飲めなくなった?  ・・・ まさか そんな ・・・ 
あんなにも好きで好きで仕方がなかったバーボンなのに・・・。


私は自身に驚き、今度は日本酒をコップに注ぐと、グイっといつものように一気に胃袋に流してみました。

いつもなら、空きっ腹の五臓六腑に染み渡る感覚がたまらなく気持ちよかったものなのですが・・・ 
驚くことに、バーボンと同じように全身に強烈な悪寒のようなものが走り、勿論、飲み込んでしまった
日本酒は吐き出すことなどできませんが、何ともたとえようのないザワザワと不快な感じが後々
残るのです。 それは酔いなどとは全く違う種類の、異物を飲み込んでしまったような何とも妙な
反応なのです。


・・・ 変だ ・・・ 絶対何か変だ ・・・ 。  

お酒を飲みたくなくなるなんて、強烈に体調を崩した時以外考えられないし、貧血が酷くなること
だってこれがはじめてではなく過去何度もあって、禁酒になってもその後解禁の時は、嬉しくて
飲みすぎるくらいだったのに・・・


いや、まだきっと、体調が十分改善していないから味覚がおかしくなってるのかも・・・ と、気を取り
直し、次の日も、また次の日も、今日こそは美味しいお酒をと同じようにお酒を口に運ぶのですが、
いつものようなホッとジワワ~ン、五臓六腑に~・・・ という幸せ感がまるで夢か幻だったかのように、
どんどんお酒に対する拒絶反応は酷くなり、とうとう匂いを嗅ぐことすら駄目になってしまったのです。


あまりにも心配になり、すぐ病院へ飛んでいき、

「あの、私、貧血起こして直ってから、お酒が全く飲みたくなくなったんです!」 
と、お医者様に訴えますと、

「・・・お酒を? はあ、そうですか。」 と、困惑気味な先生。

「ええ、もう、この2週間は早くお酒が飲みたくて、解禁を心待ちにすぐに口にしたのですが・・・
何かその、増血剤などはお酒を拒絶反応するような副作用ってありませんか? 」

「・・・ そういったものは一切ないですねえ・・・ 血液検査の結果、肝臓に負担がかかっているような
数値も出てませんし・・・ 他も正常ですし。  お酒を飲めなくなたことで何か、体調が悪くなった
ですとか、困ることはありますか?」

「・・・いえ、それは特に・・・ 」

「でしたら大丈夫でしょう。 また呑みたくなることもあるかもしれませんし、様子を見ましょう。」


・・・・・・・・ 。 (呆然なアタシ


そんな自分が信じられず、夫に 「実は私、お酒が美味しいと思えなくなったみたいなの。」と、
話しますと、 「まあ、酒なんか無理に飲むものじゃないし、程々が健康に良いというものだから・・・」
と、飲酒量が減ったと勘違いしましたので、 「違うの!程々だとか、ちょっとならとかじゃなく、
全く一滴もいらなくなったの! 銘柄問わず、アルコールは全部・・・。 飲んで酔っ払って具合が悪く
なったりとかはないのだけど、飲むと、何ていうんだろう・・・ 上手く説明できないんだけど、何か
変な悪寒が走って、その後ザワザワするのよね、鳥肌が立つような不快で妙な・・・ ねえ何だと思う? 
この現象???」


「・・・・・ 。」  この告白には夫もただただ呆然。  

お酒が死ぬほど好きだった人間が、ある日突然死ぬほど駄目になることってあるのでしょうか・・・。(謎


お酒が弱くなったとか、飲む量が減ったとかじゃなく、一滴も受け付けなくなる極端なことって・・・


あまりにも突然すぎて自分の変わりようが信じられません。 飲酒は一番の趣味で、以前はご存知の
ように飲酒ブログまで書いていましたし、未だこちらのブログにも「趣味の飲酒カテ」もあるというに・・・ 

ウイスキー一本美味しく軽々空けていた自分が信じられません・・・ 想像するだけで鳥肌悪寒が・・・


「何だか・・・ 信じられないというか・・・・ 神がかり的で不思議だね。(^^; マリらしいといえば
マリらしいけど・・・ でも、本当に信じられないなぁ・・・
あれだけの底なし大酒飲みがもう、お酒が一滴も無理だなんて・・・ そんな極端に変わることって・・・」

という、夫の言葉にハッと、先日見た夢を思い出しました!

HP日記の部屋10月29日に既に書かせて頂きましたが、とても不思議な夢を見たのです。

これってひょっとして、よく言う守護霊の交代???

今まで、私の守護霊さんは大酒飲みでガタイのデカい武者さんということを常々色々な方から
言われていましたが、もしかすると、守護霊さんが交代でもしたのかしら・・・

武者が去って行き、代わりに痩せたおじいさんが現れた夢・・・。
大酒飲みの武者さんから、おじいさんに入れ代わった・・・ ? あのおじいさん、下戸なのかしら・・・
それとも私にお酒を飲ませないようにしてる・・・? っていうより一体何者なんだろう ??? 
と、半信半疑のまま、また、怪しい想像を膨らませています。 


理由は如何であれ、星マリアはどうやら、大酒飲みから突然下戸に豹変してしまったようです・・・
こんなことってあるのでしょうか・・・(激困惑

今年の目標として 「君子豹変す的節酒」 ということを決めていましたが、目標達成し過ぎです。^^;
冗談抜きで、「君子豹変す」 を通り越し、 「君子呆然す」 なのです。 

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